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【石川】山車 造花の桜で彩り 輪島、曳山祭を前に作業

ジャンル・エリア : まつり | 石川 | 神社・仏閣  2019年03月26日

柳の枝に造花の桜をくくり付ける会員や家族=輪島市河井町で

柳の枝に造花の桜をくくり付ける会員や家族=輪島市河井町で

 曳山(ひきやま)(山車)が輪島市内を練り歩く重蔵神社(河井町)の恒例、曳山祭が4月に開かれるのを前に、神社の奉仕組織「平成おおとり会」が24日、近くの集会所で、山車を華やかに彩る桜飾りを行った。

 おおとり会は神社近くに住む厄年の男性40人でつくる組織。会員や家族はしなやかに曲がった柳の枝に造花の桜を針金で次々にくくり付けた。23、24の2日間で数本の枝が一組になった100束に計1万5000個の花を飾った。

 筆頭副会長の山岸一生さん(40)=河井町=は「会員全員の協力で無事、準備できた。当日は天候に恵まれ、多くの人に見に来てもらえるとうれしい」と話した。

 5日に宵宮祭、6日に本祭を開催。山車は6日、神社を発着点に、河井町を中心に巡る。

 住吉神社(鳳至町)の曳山祭は4月4日に宵宮祭、5日に山車が地域を回る本祭を開く。神社に奉仕する厄年の男性組織「鳳(おおとり)神楽会」が山車を彩る同様の飾り付けを進めた。 (田井勇輝)