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【岐阜】春の高山祭、準備着々 神楽台に装飾品飾り付け

ジャンル・エリア : まつり | 岐阜  2019年04月01日

祭り本番に向け、飾り付けが進む神楽台=高山市上一之町で

祭り本番に向け、飾り付けが進む神楽台=高山市上一之町で

 春の高山祭(14、15日)を前に、各祭り屋台の飾り付けが進んでいる。高山市上一之町の屋台蔵では31日、神楽台に御簾(みす)などが取り付けられ、きらびやかな姿がお目見えした。

 神楽台は、金の鳳凰(ほうおう)一対を飾る直径118センチの大太鼓が特徴。屋台が町を練る時には、先導役を担う。2年前に3年がかりの大改修が済んだばかりで、まばゆい金の装飾が目を引く。

 この日は屋台組の男女50人が作業。時折みぞれが降る中、鳳凰の尾羽を取り付けたほか、擬宝珠(ぎぼし)や鏡、旗などの飾りを設置していった。組総代の高原良一さん(68)は「観光客に喜んでもらえるような屋台曳(ひ)きにしたい」と抱負を語った。

 新しい元号を迎える5月1日には、高山祭の春と秋の屋台が同時に見られる「特別曳き揃(そろ)え」がある。高原さんは「屋台組はかなり気合が入っている。ぜひ見に来てほしい」と来場を呼び掛けた。

 (横田浩熙)