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【岐阜】「令和」祝う焼酎とパン 中津川ちこり村

ジャンル・エリア : グルメ | 岐阜 | 特産  2019年04月02日

「令和」をデザインした焼酎とパンをPRする豊岡さん(左)と伊佐治さん=中津川市千旦林の観光施設「ちこり村」で

「令和」をデザインした焼酎とパンをPRする豊岡さん(左)と伊佐治さん=中津川市千旦林の観光施設「ちこり村」で

 新元号の発表を記念して中津川市千旦林の観光施設「ちこり村」は1日、「令和」のラベルを貼った焼酎と「令和」の文字が浮かぶフランスパンの販売を始めた。来場者に新時代への節目を記憶に刻んでもらおうと企画した。

 焼酎は施設で生産する西洋野菜チコリの根を醸造蔵で仕込んだオリジナル商品で、プレゼント用などのラベルを手掛ける蔵長の豊岡聖之さん(45)が「令和」と筆文字で手書きした。720ミリリットル入り2550円で、100円の追加料金で文字の色や言葉を変えることもできる。

 数日前から発表を楽しみにしていたという豊岡さんは「想像もしていなかった元号。発表の字体で書いてみるとバランスも難しい」と話す。明治以降の5つの元号を入れたパターンなども用意している。

 パンは、ちこり村ベーカリーが販売している直径30センチ、重さ2キロの「1升パン」に「令和」の字とタイや扇などの絵をデザイン。生地に小麦粉を掛け、焼き上がりの色の違いで文字や絵が浮き出る仕組みで2月から誕生日などのプレゼント用に注文を受けている。

 「発表を聞き、すぐに取り掛かったが、作りやすい文字でよかった」と店長の伊佐治日菜さん(21)。1個3000円で、6日前までに予約が必要。(問)ちこり村=0573(62)1545 

 (福本雅則)