ジャンル・エリア : グルメ | 愛知 2019年04月05日
ミルクの泡とエスプレッソコーヒーを混ぜ合わせたカフェラテの表面に絵を描く「ラテアート」を手掛ける一宮市住吉2のイタリア料理店「ベルコルノ」で、新元号「令和」を発表する菅義偉官房長官を表現した作品が注目を集めている。
ラテアートは、伊藤雄一店長(40)が2012年ごろから「お客さんを喜ばせたい」と始めた。要望に応じ、アニメキャラクターや富士山、絵画などを描いて提供している。繊細さと再現度の高さが話題を呼び、国内外からファンが訪れる。昨年はラテアートのノウハウをまとめた初の著書を出版した。
1日の新元号の発表直後に、菅官房長官の会見の様子を再現したラテアートを6分ほどで作り、ツイッターに投稿すると、大きな反響を呼んだ。現在、リツイート(転載)は1万3000件、「いいね」は3万件を超える。伊藤さんは「過去最多。改元の影響の大きさを実感した」と話す。
伊藤さんは「平成という時代への感謝と、新しい元号への希望を込めて届けたい」と思いを語った。ラテアートは要予約。(問)ベルコルノ=0586(52)3567
(高本容平)