ジャンル・エリア : オブジェ | 展示 | 福井 2019年04月05日

雪が残る山を背に、道の駅「九頭竜」に向けて運ばれる恐竜の親子のモニュメント=大野市板倉で
春を迎え大野市朝日の道の駅「九頭竜」のシンボルとなっているティラノサウルスの親子のモニュメントが4日、4カ月ぶりに復活した。
近くの倉庫で「冬眠」していたモニュメントを、地元の園児たちが「恐竜さん、おかえり」と出迎えた。
この日は約1キロ離れた倉庫から、全長12メートル、高さ3.8メートル、重さ4トンの親と全長4.6メートル、高さ1.8メートル、重さ1トンの子のモニュメントを、トラックでけん引。和泉保育園の園児6人が出迎えて設置作業を見守り、女児(5つ)は「やっぱり格好いい」と目を輝かせた。
道の駅がある和泉地区では、日本最古級のティラノサウルス科の恐竜の歯の化石が見つかっており、県内で2000年に開かれた恐竜エキスポを機に設置された。
毎年11月下旬まで、道の駅を訪れる観光客らを出迎えている。
(山内道朗)