ジャンル・エリア : 岐阜 | 工芸品 2019年04月09日
和紙の手すき体験が人気を集める美濃市の美濃和紙の里会館は4月、新元号「令和」の2文字を入れた落水紙の制作体験を始めた。
落水紙は、すきたての和紙にシャワーで水を落とし模様を付けた紙。網目やプラスチックフィルムの型を紙の上に置いてシャワーを当てることで、好きな模様ができる。これまで動物や星の形をした型を置いていたが、新たにプラスチックフィルムを切り取り、「令和」の型を用意した。
春休みで両親と来館し、早速令和の落水紙を作った岐阜大付属中学校1年女子生徒(12)は、出来上がった紙を前に「元号が発表された時の思い出として大切に取っておきたい」と喜んでいた。
体験料は500円。入館料として大人500円、小中学生250円が別途必要。
(鈴木太郎)