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【静岡】浜名湖SA発着の遊覧船 運航始まる

ジャンル・エリア : 乗り物 | 自然 | 静岡  2019年04月14日

今年の初出航前に安全祈願をする関係者たち=浜松市北区の東名高速道路・浜名湖SAで

今年の初出航前に安全祈願をする関係者たち=浜松市北区の東名高速道路・浜名湖SAで

関係者ら今年の安全祈願

 東名高速道路・浜名湖サービスエリア(SA)内の桟橋を発着地とする定期遊覧船「海の湖・船(ちゃか)めぐり」が13日、今年の運航を始めた。定員36人の小型船に乗り、浜松市西区の舘山寺温泉に面する内浦湾から東名高速・浜名湖橋をくぐって戻る約20分のコース。地元浜名漁協組合員のガイドを聞きながら、浜名湖の景色を楽しめる。

 第1便出航前には、曽許乃御立(そこのみたち)神社(西区)の神職を招いて安全祈願祭が営まれ、関係者約20人が遊覧船と乗客の安全を祈願。午前10時すぎ、客を乗せた船が初出航した。

 船めぐりの「船(ちゃか)」は、浜名湖地域の漁船の通称で、定期運航は7年目。昨年は桟橋が台風24号で流され、秋以降の運休を余儀なくされた。運営するNPO法人「浜名湖観光地域づくり協議会」の金原貴代表理事は「桟橋の恒久化を目指す元年としたい」と話しており、定期運航期間後の冬期もチャーター船を募っていく。

 定期運航は11月24日まで、土日祝日中心の85日間、午前10時から午後4時まで30分間隔(荒天時は運休)。料金は大人1000円、子供(4歳以上)500円。同SAは一般道からもアクセスできる。(問)浜名湖観光地域づくり協議会=053(487)0152

(武藤康弘)