ジャンル・エリア : グルメ | 甲信越 2019年04月24日
5月1日の改元を記念し、松本市内の菓子店など9店が新元号「令和」にちなんだスイーツを考案した。各店1品ずつ計9品を1箱に納めたセット「慶祝令和」を同1~3日に松本市深志の百貨店「井上」などで限定販売する。
9店は、東もん磯村、藤むら、花柳、万寿堂の和菓子店4店と竹陽製菓、エムズ・ファクトリー、パティスリーニューモラスの洋菓子店3店、ル・スーリール、プロヴァンスの日曜日のレストラン2店。いずれも松本の名物スイーツをつくる目的で2016年から開かれる「松本スイーツコンテスト」の参加店で、松本菓子組合や松本市でつくるコンテストの実行委員会に井上から打診があったのがきっかけ。
高級な抹茶やバターを使ったり、日本国旗をイメージしてイチゴあんをのぞかせたりと、各店が製法や素材にこだわった。和菓子の浮島をアレンジした焼き菓子や「寿」の文字をかたどった金箔(きんぱく)を添えたものも。
23日に百貨店井上で発表会があり、スイーツを制作した一人でコンテストの実行委員長の広田謙一さん(55)は「独創的な、今までに無いものを意識した。令和がより幸せな時代になるよう願いを込めた」と話した。
1箱3000円(税抜き)。百貨店井上の地下1階と山形村のアイシティ211階での限定販売で、1日各20箱を用意する。(問)百貨店井上=0263(33)1150、アイシティ21=0263(98)4521
(川添智史)