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【静岡】浜松ロケの支援件数 昨年度182件で最多

ジャンル・エリア : まちおこし | 展示 | 静岡  2019年05月10日

映画「MAGI天正遣欧少年使節」のロケ地となった方広寺=浜松市北区で(市提供)

映画「MAGI天正遣欧少年使節」のロケ地となった方広寺=浜松市北区で(市提供)

 浜松市内の名所などをテレビや映画撮影のロケ地として紹介する市の事業「浜松フィルムコミッション」の2018年度の撮影支援件数が、182件と過去最高となった。15年度に専門の推進室を設ける前に比べ、支援件数は倍増しており、着実に実績を伸ばしている。

 浜松フィルムコミッションは昨年、観光、旅行団体などが発表する「第4回ジャパン・ツーリズム・アワード」の国内・訪日領域地域部門賞と、全国のフィルムコミッションが参加する「第4回JFCアワード」の優秀賞を獲得した。

 18年度は、人気バンド「BUMP OF CHICKEN」の曲「Aurora」のPVを中田島砂丘(南区)で撮影。ユーチューブでは500万回以上の再生数となった。

 昨年アマゾンプライムで配信された映画「MAGI天正遣欧少年使節」では、吉川晃司さん演じる織田信長が京都の本能寺に滞在するシーンを方広寺(北区)で再現。観音山少年自然の家(同区)周辺でもタカ狩りのシーンを撮影した。

 市は、今月から市内のロケ地の場所を解説する「はままつロケ地MAP」の配布を市内各所で開始。浜松まつり会館(南区)では、カメラクルーのロケの様子を写真などで紹介する「浜松フィルムコミッション展」を今月末まで開いている。市の担当者は「浜松の魅力を全世界に発信できるようなロケを今後も増やして誘客につなげていきたい」と意気込んだ。

(松島京太)