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【長野】松本との縁をアピール 松本市美術館が草間彌生さん作品展

ジャンル・エリア : オブジェ | 展示 | 甲信越 | 芸術  2019年05月21日

市が新たに購入し、展示が始まる「大いなる巨大な南瓜」=松本市美術館で

市が新たに購入し、展示が始まる「大いなる巨大な南瓜」=松本市美術館で

 松本市中央の松本市美術館は21日、2018年度に購入した同市出身の前衛芸術家・草間彌生(やよい)さんの作品52点を展示する特集展示「魂のおきどころ」をスタートさせる。従来の所蔵作品などと合わせた計67点で、最初期から現在までを堪能できる。

 同館によると、従来のコレクションでは松本との関連を示す作品などが不足し、草間さんの生誕地として物足りなさがあった。購入はそれらを補う狙い。

 公開されるのは、シルクスクリーンと呼ばれる版画の連作「愛はとこしえ」50点と、暗闇で光らせたはしごを鏡に映し、どこまでも続くように見せたインスタレーション(空間芸術)「天国への梯子(はしご)」、高さ約2.5メートルのかぼちゃの立体造形「大いなる巨大な南瓜(かぼちゃ)」。

 それぞれ草間さんの足跡を象徴する作品で、20代後半まで松本で描いた植物のモチーフや、世界的に評価された水玉や網目による表現、人間の目など具体的なモチーフを用いはじめた転換期の作風など、現在までの足跡がわかる。

 20日に報道陣向けの内覧会があり、渋田見彰学芸員(41)は「故郷の美術館として質、量ともに来場者の期待に応えられれば」と話した。購入費用は5億2000万円で、市所蔵の草間作品は409点となった。

 展示は21年3月末まで。月曜休館。一般410円、高校大学生200円、中学生以下無料。(問)同館=0263(39)7400

 (川添智史)

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