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【富山】増山城 記念の御朱印 砺波 解説ボランティア製作

ジャンル・エリア : | 富山 | 歴史  2019年05月22日

曲輪の会が発行を始めた増山城の御城朱印=砺波市頼成で

曲輪の会が発行を始めた増山城の御城朱印=砺波市頼成で

 砺波市の国史跡・増山城の解説ボランティア「曲輪(くるわ)の会」は、増山城の御城(ごじょう)朱印を作った。登城記念などとして市埋蔵文化財センター(同市頼成)で職員が日付を記入して渡す。(山森保)

 はがき大の和紙に歴代城主の神保氏、上杉謙信、佐々成政、前田氏の家紋を配し、中央に最後の城主で前田家家臣の中川光重(宗半(そうはん))の妻・蕭(しょう)(前田利家とまつの次女)の名前をデザインして印にした。右肩には「国史跡」とともに、2017年3月の日本城郭協会選定による「続日本百名城」と記してある。1枚税込み300円。

 昨春から続日本百名城のスタンプラリーが始まり、全国各地の来訪者から御城朱印を求める声が上がっていた。御城朱印は近年人気で、名古屋城、二条城、彦根城などにもあり、県内では高岡城が4月27日に発行を始めた。

 曲輪の会によると、7日の開始から既に180枚を発行し、1人で複数枚求める人もいるという。担当者は「お寺の御朱印を集めている人も訪れています。増山城の魅力アップにつながってほしい」と期待している。(問)同市埋蔵文化財センター0763(37)1303