ジャンル・エリア : まつり | グルメ | 石川 2019年05月28日
31日~6月2日の「金沢百万石まつり」に合わせ、県菓子工業組合金沢支部青年部「菓友会」は、金沢市内の和菓子店でまんじゅう「珠姫(たまひめ)てまり」を販売する。開催期間の前後約1週間、市内約25店舗で取り扱う。
まんじゅうは、珠姫をイメージして手まり麩(ふ)をのせ、金沢らしく金箔(きんぱく)をあしらった。中のあんこの種類など、店ごとに違った味わいを楽しめる。1994年に市内で開かれた全国菓子大博覧会で、一般公募した菓子を基に創作した。
中田敬祐会長が27日、市役所で山野之義市長に珠姫てまりを贈った。「和菓子を通して珠姫に思いをはせ、金沢の文化を感じてほしい」と話した。山野市長は「氷室まんじゅうや福梅に並び、金沢の和菓子として定着しつつある」と評価し、観光客への発信にも期待した。贈呈には、組合のイメージキャラクター「愛菓(あいか)ちゃん」も同行した。(堀井聡子)