ジャンル・エリア : 富山 | 展示 | 芸術 2019年06月05日
高岡、射水両市在住の洋画や陶芸、写真の作家6人による作品展「夢散歩展」が高岡市中川の高岡工芸高校に隣接する青井記念館美術館で開かれている。23日まで、観覧無料。
2008年に展示会の開催を呼び掛けた洋画家の豊本外良(そとよし)さんが歯車やボルトを複雑に描いた「機械1~4」、5月に亡くなった磯部正子さんが素朴なタッチで路地を描いた遺作「露地1~4」のほか、本郷正典さんが現代の電車に見える心象を風刺画的に描いた作品「車窓1(ローマ数字の1)、2(ローマ数字の2)」など約20点が並ぶ。
磯部さんの夫で、10年以上前の富山駅の構内や駅前の懐かしい風景を組み写真にした写真家の磯部敏彦さん(75)=射水市=は「多くのみなさんに会員の作品を見てほしい」と話している。
月曜休館。開館時間は午前10時~午後4時。最終日は午後3時まで。 (武田寛史)