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【静岡】謁見所玉座を公開 沼津御用邸・西付属邸で特別展

ジャンル・エリア : 展示 | 工芸品 | 歴史 | 静岡  2019年06月19日

天皇が来客と会う際に使っていたとされる玉座用肘掛け椅子=沼津市の沼津御用邸記念公園で

天皇が来客と会う際に使っていたとされる玉座用肘掛け椅子=沼津市の沼津御用邸記念公園で

 皇室ゆかりの沼津御用邸記念公園(沼津市下香貫)の西付属邸で、天皇が来客と面会する際に使う「玉座(ぎょくざ)用肘掛け椅子」を間近で見られる特別展が開かれている。7月15日まで。

 玉座は高さ約1メートルで、肘掛けや着座部、背もたれは紫の西陣織で作られている。木枠や脚は漆塗りで、金色の菊の御紋があしらわれている。製作時期は不明だが、戦前に本邸で使われており、1945年の沼津大空襲で本邸が焼失した後は西付属邸に移動。大正天皇や昭和天皇が使用したとみられるという。

 玉座が置かれている西付属邸の謁見所(えっけんじょ)は普段は入れないが、特別展の期間中は入れるようになっている。JRグループが県内観光地を全国でPRする「静岡デスティネーションキャンペーン(DC)」に合わせた企画で、同園の担当者は「謁見所に入るのも、玉座を近くで見るのもめったにない機会。厳かな空間の雰囲気を味わって」と呼び掛ける。

 沼津御用邸は、1893年に当時の皇太子(後の大正天皇)の静養地として造られた。御用邸としては1969年に廃止、現在は沼津市が管理する記念公園となっている。

(杉原雄介)

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