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【石川】吹きガラス技法 駆使 金沢と高岡 艸田さん個展

ジャンル・エリア : 展示 | 工芸品 | 石川 | 芸術  2019年06月24日

作品について来場者に説明する艸田正樹さん(右)=金沢市本町の玄羅アートで

作品について来場者に説明する艸田正樹さん(右)=金沢市本町の玄羅アートで

 吹きガラスの技法でシンプルな器作りに取り組む金沢市のガラス作家、艸田(くさだ)正樹さん(51)の個展「艸田正樹展-自在の鍵」(北陸中日新聞後援)が、金沢市本町のギャラリー「玄羅アート」と富山県高岡市下島町の「アートワークスタディオ・アン」で同時開催されている。金沢は7月9日まで(水、木曜休み)、高岡は7月7日まで(月、火曜休み)。

 艸田さんは、熱したガラスの塊に針で穴を開け、空気を入れて膨らませる吹きガラス技法の一種「ピン・ブロー」を駆使。さおを回転させる遠心力と重力だけで成形する。

 岐阜県出身。名古屋大大学院で土木工学を専攻し会社勤めをした後、30代前半に北陸に移り住んで作家の道に入った。ピン・ブローについて「無理な力をかけたり、素材に直接触れたりすることなく、ガラスにしかない美しさを引き出せる」と話す。

 各会場には、透明でシンプルながら自然の美しさを思い起こさせる皿を中心に酒器、茶器などを展示。作品ごとに「月の円舞曲(ロンド)」「ジュピターあるいは静かな火」など、詩情を呼び起こすタイトルが付けられ、来場者が熱心に鑑賞していた。 (松岡等)

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