【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【長野】白とピンク、かれんに300株 泰阜村でササユリ見頃

【長野】白とピンク、かれんに300株 泰阜村でササユリ見頃

ジャンル・エリア : イベント | 甲信越 | 自然 |   2019年06月25日

淡い色の花を咲かせたササユリ=泰阜村のあいパークやすおかで

淡い色の花を咲かせたササユリ=泰阜村のあいパークやすおかで

 泰阜村のあいパークやすおかで、ササユリが見頃を迎えた。今年は天候不順で株数が減ったものの、ピンクや白のかれんな花が園内を華やかに彩っている。

 園内のボブスレー乗り場の入り口にある「ささゆりの阜(おか)」には、約300株のササユリが植わっている。今年は気温差が激しく、開花が昨年より10日ほど遅れたが、18日ごろに一輪が咲くと次々に開花。淡い白色から濃いピンク色まで、色鮮やかなササユリがあちこちで風に揺れている。

 種を植えてから花を咲かせるまで7年ほどかかり、栽培が難しいとされるササユリ。あいパークでは今年、2013年に初めて種から植えた株につぼみが付き、開花が期待できるという。管理人の木下之義さん(66)は「今がいちばん見頃。早めに見に来てほしい」と呼び掛けている。

 あいパークでは29日、やすおかフォトクラブによるササユリの撮影会を開催予定。午前9時半に集合し、自由に撮影した後、食堂「おより亭」で作品の発表会を行う。参加費500円、予約不要。(問)あいパーク管理事務所=0260(26)2001

 (寺岡葵)