ジャンル・エリア : ホタル | 三重 | 生き物 | 自然 2019年07月16日
短い間隔でチカチカと光を点滅させるヒメボタルの乱舞する様子が13日未明、名張市長坂の赤目四十八滝近くの山林で見られた。暗闇に包まれたスギ林で数十匹が金色の光を放つ幻想的な光景を、集まった人たちが楽しんでいた。
ヒメボタルは体長が7ミリ程度でゲンジボタルやヘイケボタルより小型だが、強い閃光(せんこう)を放つため写真愛好家らに人気がある。今年は涼しい夜が多いため、ホタルの数は少ないが、見頃が長続きしているという。
同所でホタルの保護活動をする吉岡正夫さん(68)は「まぶしく光る天然のイルミネーションを楽しんでほしい」と話す。見頃は20日ごろまで。
(大橋脩人)