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【愛知】文化会館で「ボヘミアン・ラプソディ」応援上映 尾張旭で8月17日

ジャンル・エリア : イベント | エンタメ | グルメ | 愛知  2019年07月17日

来場を呼び掛ける船井さん=尾張旭市文化会館で

来場を呼び掛ける船井さん=尾張旭市文化会館で

 英国のロックバンド「クイーン」を題材に昨年公開してヒットした映画「ボヘミアン・ラプソディ」を、約900人収容の尾張旭市文化会館の文化会館ホールでライブ会場を再現して上映する催しが、8月17日に開かれる。上映中に拍手をしたり声を出したりして観賞する「応援上映」が、今までにない規模で体感できそうだ。

 スピーカーは約30台を持ち込み、夏の野外音楽フェス並みの音響環境をつくる。上映中は手拍子も掛け声も自由。通常の映画館では入れない大人数でライブの一体感を味わってもらいたいと、文化会館が音響照明や映像を手掛ける会社と一緒に企画した。

 ボヘミアン・ラプソディの応援上映は、公開以降、全国で拡大。1985年にアフリカ難民救済のためロンドンで開かれたチャリティーコンサート「ライブ・エイド」の場面などは、劇場が一体になって大声で盛り上がるという。

 今回はロビーにも上映中の音を流し、合間に食事を味わいながら音楽フェスの会場にいるような気分で過ごすことができる。5月に発売されたミシュランガイド東海版で、基準を満たした「ミシュランプレート」の店として認定された三重県いなべ市の「ビストロ シェ スギ」のシェフが、イチジクや紅茶といった尾張旭市の特産品を使ったこの日のための特製の弁当「ミシュランボックス」や屋台料理を準備する。

 文化会館で企画を担当する船井美紀さんは「ホールをライブ会場にするのは、もてなす側にとっても実験的な取り組み。一緒に参加して盛り上げてほしい」と来場を呼び掛けた。

 上映は午後3時と6時半の2回。入場料各1000円。飲食物は別料金で、弁当は2500円で要予約。ロビーが使えるのは午後1時~9時半で、入場には上映会のチケットが必要。(問)市文化会館=0561(54)8500

 (菅谷仁志)