ジャンル・エリア : まちおこし | 岐阜 2019年07月17日
岐阜商工会議所と岐阜市内の繊維業者が進めている「岐阜シャツプロジェクト」で、綿と和紙を組み合わせた特殊生地の新商品が完成し、16日に同市神田町の同会議所で2種類が発表された。
1点目は、岐阜市の姉妹都市、イタリア・フィレンツェの老舗シャツメーカー「ジーモス」とのコラボレーション商品。イタリア人をイメージした細いシルエットが特徴で、胸にはフィレンツェの市章があしらわれている。
もう1点は、昨年に発表したモデルを新たな特殊生地で製作。より日本人にフィットするサイズになっている。
和紙を組み合わせた生地は綿100%よりも軽く、速乾性に優れているという。プロジェクトの販売担当で、婦人服メーカー「ラブリークィーン」の最高顧問、井上真典さん(47)は「目指すは沖縄のかりゆしウエア。議会やお葬式に着ていっても正装と認められるブランドにしたい」と意気込んだ。
岐阜高島屋で8月末まで販売している。ジーモスとのコラボ商品は税込み2万1600円、もう一方は同1万8000円。
(高橋貴仁)