ジャンル・エリア : 三重 | 乗り物 | 鉄道 2019年07月23日
三岐鉄道(四日市市)は、三岐線富田-東藤原間の開業記念日にあたる23日から、「三岐線西武カラー復元記念乗車券」を発売する。三岐線801形車両は旧所有者の西武鉄道時代の塗装色に復元運行し、好評を博しているという。
同区間は1931年の7月23日に開業。もともとは濃い黄とオレンジ色の「三岐カラー」だったが、1編成が一昨年に昭和60年代ごろまでの西武鉄道時代の黄色に塗装し、運行を開始。別の1編成は今年4月、黄色塗装以前の昭和40年代前後の色だった赤とベージュのツートンカラーで通称「赤電」色に復元し、営業を始めた。
記念乗車券は2編成目の営業開始を受けた企画。折り畳んだ外面には三岐カラー、西武カラーの2色に塗装された計3両が並ぶ写真があしらわれた。内面には801形の歴史の説明書きがあり、3種類の乗車券(いずれも富田-東藤原間、大人運賃500円)が付いている。価格は1500円。
近鉄富田駅西口、丹生川駅、東藤原駅、三岐鉄道本社などで購入できる。初版は500部を用意した。乗車券の有効期限は9月末まで。
(梅田歳晴)