ジャンル・エリア : テーマパーク | 展示 | 生き物 | 自然 | 静岡 2019年07月25日
浜松市浜北区の県立森林公園の改装が完了した。ビジターセンターでは展示が見やすくなり、8月30日までトンボ展を開催。公園内の「かおりの広場」は木製遊具5基を更新した。
改装されたビジターセンター入り口の約40平方メートルでは、水辺やアカマツ林、湿地といった公園内の代表的な風景を、それぞれ縦2メートル、横1.5メートルほどの写真で紹介。大型プロジェクターも備え、四季折々のトピックスを放映する。
ガラスの床の下には、ハルリンドウやカブトムシ、トウカイコモウセンゴケ、キノコ類を、自然に近い形で再現している。
改装を記念した企画展「県立森林公園のトンボたち」は、水辺で交尾をするイトトンボ、アカマツにとまるムカシヤンマ、ガガンボの仲間を食べるオオアオイトトンボといった写真170点に加え、150点の標本を並べている。
かおりの広場には、格子状の網を登り下りできる「ネットクライム」、ロープにつるされた丸太の上を歩く「にんじゃわたり」、ロープにしがみついて滑車で滑り降りる「ターザンロープ」を設置した。
担当者は「館内には飲食スペースや、子どもが遊べる『森の広場』も確保した。森林の魅力を多くの人に楽しんでもらいたい」と話している。
(宮沢輝明)