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【滋賀】水面に立った気分♪ 草津・みずの森でオニバスに乗る体験

ジャンル・エリア : 自然 | 近畿  2019年08月19日

池に浮かぶパラグアイオニバスに乗る子ども=草津市下物町の市立水生植物公園みずの森で

池に浮かぶパラグアイオニバスに乗る子ども=草津市下物町の市立水生植物公園みずの森で

 水面に浮かぶ大きな丸い葉が特徴の南米原産の水生植物「パラグアイオニバス」に、子どもが立って乗る体験会が18日、草津市の市立水生植物公園みずの森で開かれた。県内外から訪れた家族連れが写真を撮って楽しみ、100人の定員が朝のうちにいっぱいになった。

 パラグアイオニバスはスイレン科の1年草で、葉が直径1.5メートル以上に育つ夏が見ごろ。反り返った葉の縁には、水がたまらないよう切り込みがある。浮力が強いため、体重30キロ以下なら上に乗ることができる。家族6人で訪れた、大阪府豊中市立中豊島小6年の男子児童は「体重がぎりぎりで、乗れて良かった。池の上に立っているみたいでおもしろかった」と喜んだ。

 園内では他にもスイレン科のさまざまな植物が見ごろを迎えている。マリモなどを触れる水草の企画展も31日まで開催中。小田貴志園長は「イベントをきっかけに、子どもたちにも植物に興味を持ってもらえれば」と話している。

 パラグアイオニバスに乗る体験会は24、25日にも実施する。参加は無料で、別途入園料が必要。当日午前9時から整理券を配布し、先着100人。

 (岡屋京佑)