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【富山】公開制作 迫力の技 いなみ木彫刻キャンプ

ジャンル・エリア : イベント | 富山 | 工芸品 | 芸術  2019年08月20日

(上)チェーンソーで豪快に粗削りするアリアンナ・ガスペリーナさん(下)分業で作品に取り組む井波彫刻師ら=いずれも南砺市北川で

(上)チェーンソーで豪快に粗削りするアリアンナ・ガスペリーナさん(下)分業で作品に取り組む井波彫刻師ら=いずれも南砺市北川で

 南砺市いなみ国際木彫刻キャンプ2019(実行委主催)は19日、公開制作が本格的に始まり、9カ国の12人の招待作家と地元の2団体が暑さの中、作品づくりに挑んだ。(山森保)

 会場の同市北川の井波芸術の森公園では、彫刻家たちが直径13メートル、長さ3メートルほどのクスノキの丸太に向かい合い、チェーンソーを使って粗削りしたり、大きなのみで皮を削ったりする光景が見られた。

 イタリアから参加のアリアンナ・ガスペリーナさん(40)は天使が昇天する像を彫るといい、暑さで少し顔を赤らめながら作業。中国から参加の陳東明さん(51)は「水面に水鳥が遊ぶ作品を通して安らぎや安静を表現したい」と作品の狙いを話した。

 国内のチェーンソーアートの第一人者、木霊(こだま)光さん(48)=北海道下川町=は「コンクールと違い、時間に余裕がある。キャンプを楽しみたい」と丸太をじっくりと見つめて構想を練り、余裕の表情。団体参加の井波彫刻協同組合は「令和の御座(みくら) 薫風」をテーマに1対の鳳凰(ほうおう)をモチーフにした壮麗ないすを彫る計画で、この日は彫刻師13人が分業で作業。工房さながらの熱気を漂わせた。

 公開制作は28日まで。外国人彫刻家には1人ずつ通訳が付き、見学者は彫刻家とふれあったり、制作現場の迫力を間近に感じたりすることができる。

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