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【福井】お待たせ、大粒ブドウ 高浜「若狭ふじ」収穫ピーク

ジャンル・エリア : グルメ | 果物 | 特産 | 福井  2019年08月21日

赤く色づいた若狭ふじの出来栄えを見る永野さん=高浜町鎌倉の永野農園で

赤く色づいた若狭ふじの出来栄えを見る永野さん=高浜町鎌倉の永野農園で

 高浜町鎌倉の永野農園で、ハウス栽培をしている特産ブドウ「若狭ふじ」が今年も赤く色づき、収穫のピークを迎えている。

 若狭ふじは種なし品種の紅富士を改良したブドウで、粒が大きく、皮が薄い。1房700グラムから1.2キロ。900平方メートルで栽培している。糖度は18度で他品種とあまり変わらないが、果汁が多いため、糖度以上の甘さを楽しめる。

 農園を営む永野和夫さん(42)によると、今年は7月の長雨の影響で、色づきが平年より2週間ほど遅れ、収穫も1週間ほど遅くなった。

 8月に入ってからは気温の高い日が続き、順調に実ってきており、9月中旬までに約600房、600キロの出荷を目指す。

 同町宮崎の若狭高浜観光協会の食材直売所「高浜市場きなーれ」などで、1房2000~5000円で販売している。

 (栗田啓右)