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【愛知】マンホール図柄にルネさん作品  岡崎市、11月から設置

ジャンル・エリア : まちおこし | サブカルチャー | 愛知 | 芸術  2019年08月22日

内藤さんの作品がほどこされたマンホールのふた(右)とピンバッジのデザイン=岡崎市役所で

内藤さんの作品がほどこされたマンホールのふた(右)とピンバッジのデザイン=岡崎市役所で

 「カワイイに出会えるまち、オカザキ」を掲げる岡崎市は21日、同市出身のイラストレーター内藤ルネさん(1932~2007年)の人気キャラクターをあしらったマンホールのふたのデザインを発表した。11月24日から市内の駅や観光地などに設置する。

 ふたにはルネさんの代表作で魅惑的な大きな瞳が特徴の少女画「ルネガール」がデザインされる。ピンクや緑など色違いの7種類を作り、名鉄東岡崎駅や「道の駅藤川宿」(岡崎市藤川町)、市美術博物館(同市高隆寺町)など7カ所に設置する。

 内藤ルネ作品の版権所有者の提案で実現し、版権所有者はJR岡崎駅に置かれるオレンジ色のふた1枚を寄贈する。

 1枚8万円。市は48万円を負担する。市上下水道局の岩瀬広三局長は「多くの人に市内を回遊してもらい、にぎわいを創出していきたい」と話した。

 10月7日からはルネガールと、ルネさんがパンダモチーフにした作品「ルネパンダ」計2種類のピンバッジを新たに発売する。1個100円。発売から1週間はそれぞれ1人5個まで購入できる。

 内藤ルネさんは日本の「カワイイ」文化の祖と評される。少女雑誌の表紙絵や少女漫画雑誌の付録にもイラストが採用され、50~60年代には全国の中高生の間で人気が沸騰した。

 (鎌田旭昇)