ジャンル・エリア : まちおこし | 富山 | 展示 | 工芸品 2019年08月29日
立山町栃津地区で採取される赤色粘土を使った焼き物「赤鉄焼(あかてつやき)」の展示販売会が、氷見市北大町の古民家カフェ「彦右衛門」で開かれている。31日まで。
赤色粘土の活用法を研究し、立山町の地域活性化につなげようと取り組む「赤色粘土研究会」の陶芸家金正逸さん(54)=石川県かほく市=がビアカップやぐいのみ、皿など約150点を出品した。濃い赤茶色が美しい作品や、うわぐすりを掛けた作品が並ぶ。
研究会によると、赤鉄焼は磁鉄鉱を多く含み熱伝導率が高いなどの特徴がある。赤鉄焼のビアカップには、ビールの泡が長持ちする効果もあるという。
午前10時~午後4時半。展示は無料で観覧できる。(問)彦右衛門0766(72)0040
(小寺香菜子)