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【富山】県産出の天産物 一堂に 鉱物標本 百数十年ぶり里帰り

ジャンル・エリア : 富山 | 展示 | 歴史  2019年09月18日

明治初期に県内で採取された鉱物標本=立山町芦峅寺の立山博物館で

明治初期に県内で採取された鉱物標本=立山町芦峅寺の立山博物館で

立山で企画展 江戸時代の展覧会も再現

 産業や学問のために県内で収集、調査された鉱物や動植物を紹介する特別企画展「かがやく天産物-時代を越える立山ブランドを求めて-」が、立山町芦峅寺の立山博物館で開かれている。江戸時代以降の文献を中心に約90点を展示している。11月4日まで。(山本真士)

 呼び物は、明治初期に採取された鉱物標本6点。微小な石英の塊「玉髄(ぎょくずい)」や鉛が主成分の「白鉛鉱」などで、ウィーン万博(1873年)への県内からの出品物とほぼ同一とみられる。国立科学博物館などから借り受け、百数十年ぶりの“里帰り”を果たした。

 江戸時代に各地で開かれた博物展覧会も再現。立山温泉の成分が固まった「温泉凝花(ぎょうか)」や、クマの胆のうを乾燥させた「熊膽(ゆうたん)」など、県内で産出された品々を並べた。芦峅寺でのオオカミの存在を書き記した可能性がある江戸時代の調査記録も展示している。

 担当者は「富山の鉱物がウィーン万博へ行ったということだけでも意外性がある。知られていない歴史を知り、新しい魅力を発見してほしい」と話す。

 月曜(祝日は翌日)休館。観覧料は一般200円、大学生100円。高校生以下は無料。(問)立山博物館076(481)1216

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