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【岐阜】オルゴール仕掛けの陶製ウサギ 多治見で展示

ジャンル・エリア : 展示 | 岐阜 | 工芸品  2019年09月25日

さまざまな色合いの着物を身にまとったオルゴール仕掛けのウサギの陶製人形=多治見市本町の市PRセンターで

さまざまな色合いの着物を身にまとったオルゴール仕掛けのウサギの陶製人形=多治見市本町の市PRセンターで

 オルゴール仕掛けのウサギの陶製人形を並べた企画展「秋の音色展」が、多治見市本町の市PRセンターで開かれている。10月18日まで。

 人形は上品な色合いの着物を身にまとい、陶製ならではの真っ白な頭部には、桃色に塗られた口や耳が映える。22種類あり、オルゴールからは「いい日旅立ち」や「ふるさと」などの静かな音色が流れる。

 名古屋市の人形メーカーの廃業に伴い、今春から多治見市市之倉町の陶磁器製造販売業「寿山陶苑(じゅざんとうえん)」が制作を引き継いだ。職人2人が手作りし、着物は京都の生地店から仕入れ、インターネット通販や北海道の土産店で販売している。多治見市内で作品を並べるのは初めて。

 同社の加藤勝祐社長は「和風の装いが外国人観光客に人気。ぜひ手に取って見てほしい」と話している。

 (斎藤航輝)