ジャンル・エリア : 自然 | 花 | 静岡 2019年10月01日
◆5、6日にまつり
湖西市岡崎・新所にまたがる前向(まえむき)花畑で、コスモスと遅咲きのヒマワリが見頃を迎えている。10月中旬ごろまで、夏と秋の花の共演を楽しめる。5、6日には「コスモスまつり」が開かれる。
ヒマワリは約3500平方メートル、コスモスは約5000平方メートルの畑に花を咲かせている。NPO法人ハピネス湖西が「見る人が元気になるような名所を」と、2年前から約2. 6ヘクタールの耕作放棄地を整備。地元の子どもたちも参加し、春には菜の花、夏にはヒマワリを植えている。
昨夏は天候不順に苦しんだが、今年は水路を掘るなど工夫し、天気にも恵まれた。背丈以上まで伸びた大輪のヒマワリや、1本の茎に多数の花がついたものも見られる。コスモスを育てるのは今年が初めてで、白や濃淡さまざまなピンクの花が咲いている。コスモスの見頃は11月上旬ごろまで続く。
同NPOの菅沼泰久理事長(43)は「電車と花畑の共演が見どころ。コスプレでの来場やペットを連れてくるなど、自由に楽しんでもらえたら」と話している。
まつりでは、飲食の出店やコスモスの苗販売などを予定している。両日とも午前9時~午後3時。場所は、湖西運動公園入り口から北東に約750メートル。
(片山さゆみ)