ジャンル・エリア : 展示 | 文化 | 歴史 | 神社・仏閣 | 近畿 2019年10月02日
大津市の三井寺(園城寺)で1日から、特別企画「ちょこっと関西歴史たび『不死鳥の寺 三井寺』」(JR西日本主催)が始まった。9月30日には、内覧会があり、越直美市長らが出席した。12月8日まで。
期間中には、国宝である金堂の内陣が参拝できる。内陣には、ともに国の重要文化財の「金色不動明王立像(黄不動尊)」と「護法善神立像」が置かれており、普段は公開していないという。文化財収蔵庫では、世界最古のビザ(査証)ともいわれる「越州都督府過所」や「尚書省司門過所」などの国宝を公開する。また、一部がメトロポリタン美術館で復元された国宝の勧学院客殿など、期間限定の3つの特別公開も行う。
内覧会では、同寺の福家英明さんが「(黄不動尊は)めったに拝むことができない。私も、みなさま非常に幸せなことだと思う」とあいさつした。
特別企画はそれぞれ、三井寺の通常拝観料600円とは別途、料金がかかる。(問)三井寺=077(522)2238
(柳昂介)