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【福井】芭蕉と敦賀のゆかりをたどる 市博物館で特別展

ジャンル・エリア : イベント | 展示 | 文化 | 歴史 | 福井  2019年10月04日

敦賀ゆかりの芭蕉の資料など=敦賀市立博物館で

敦賀ゆかりの芭蕉の資料など=敦賀市立博物館で

 敦賀にも訪れた松尾芭蕉が紀行文「おくの細道」の旅に出てから今年で330年になるのを記念した特別展「『おくのほそ道』330年の旅」が、敦賀市立博物館で開かれている。20日まで。

 芭蕉は旅の途中、数日間を敦賀で過ごして句を詠んだ。特別展は4部構成で、芭蕉の旅路や市とのゆかり、市内の芭蕉顕彰活動や俳諧文化について紹介。文書や絵画など計60点が並んでいる。

 国の重要文化財に指定されている、おくの細道の「素龍清書本」は、芭蕉が能書家・柏木素龍に依頼し、書写させたもの。表紙の「題簽(せん)」に書かれた「おくの細道」の文字は芭蕉の直筆だ。

 同市の金前寺に鐘塚を建立するなどした敦賀の俳人、白崎琴路らによる顕彰活動も紹介。6月に市の文化財に指定された、芭蕉が滞在した宿の後を継いだ富士屋に置かれた「蕉翁宿句帳」や、敦賀の俳人が「おくの細道」の旅について解説した巻物「芭蕉波丈記」なども展示している。

 旅行の途中で同館に立ち寄った東京都目黒区の男性(71)は「芭蕉が敦賀に滞在して、いろいろな話があるのを初めて知った」と驚いた様子だった。

 同館の高早恵美学芸員は「おくの細道にはいろいろな楽しみ方があるので、敦賀のくだりのところから接してほしい」と話している。

 (大串真理)

 12日午後1時から、展示解説がある。13日には、市内ゆかりの地を巡るウォークラリーもあり、参加者を募っている。(問)市立博物館=0770(25)7033

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