ジャンル・エリア : まちおこし | イベント | 展示 | 工芸品 | 芸術 | 静岡 2019年10月09日
世界の陶芸家や作品が一堂に会する「第5回ささま国際陶芸祭(中日新聞東海本社後援)」に向け、会場となる島田市川根町の住民らでつくる実行委は8日、市役所を訪れ、染谷絹代市長に陶芸祭の見どころを説明した。
中国、スウェーデン、ベルギーなど世界21カ国から過去最多となる70人の作家が出演。11月1~4日、市山村都市交流センターを主会場に陶磁器の展示・販売や湯飲み茶わんのコンペなどがある。
小中学校の廃校など過疎化が進む中山間地域を、陶芸で活性化しようと2011年から2年に一度のペースで実施。愛知県瀬戸市の陶芸家、道川省三さん(66)をアートディレクターとして招き、毎回、200点以上の陶磁器を展示している。
実行委の根岸久委員長(59)は「陶芸祭の開催当初は『来てください』とお願いしていたが、今では『出してください』と言われるようになった。世界各国の陶器を知る機会になれば幸い」と話した。
1、2の両日はプロの陶芸作家向けのワークショップが中心。一般向けは3、4の両日で入場料は500円。(問)実行委事務局(市山村都市交流センター内)=0547(54)0661
(大橋貴史)