ジャンル・エリア : サブカルチャー | 富山 | 展示 2019年11月15日
高岡市藤子Fギャラリー
高岡市藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー(市美術館内)は29日から新企画展「ドラえもん50周年記念 学年別ドラえもん展-のび太と一緒に大きくなった私たち-」を開催する。(武田寛史)
漫画「ドラえもん」は、1970年に小学館が発行した学年別学習雑誌「小学一年生」-「小学四年生」「よいこ」「幼稚園」の6誌の1月号から連載が開始。来年1月で50周年になることから「小学一年生」-「小学六年生」に連載された作品の原画を展示する。
藤子さんは、読者の学年に合わせて内容を書き分け、のび太の身長も学年ごとに高さを変えていた。展示では、漫画の中のドラえもん(設定では身長129.3センチ)とのび太の身長を比較することで、学習雑誌の学年が上がるにつれて、のび太の身長も伸びているのが分かる。藤子さんが子どもたちが作品をより身近に感じられるように心掛けた読者に寄り添った作品づくりが感じられる展示内容にする。
前期(29日~2020年5月31日)は1975年3月号に掲載された「どうぶつごヘッドホン」など6作品36点を紹介。後期(2020年6月2日~11月23日)は、1980年4月号の「あめんぼう」など6作品35点に展示替えする。
新企画展に合わせ、新オリジナルムービー「ポコニャン&ドラえもん ポンポコニャンでここほれニャンニャン!?」も上映する。常設展示「名作まんがの数々」の原画も入れ替え「ポコニャン」の原画を新しく加える。
同ギャラリーは展示替えのため、今月25~28日は休館する。