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【滋賀】競輪場跡地「ブランチ大津京」29日オープン

ジャンル・エリア : その他 | 近畿  2019年11月29日

きょうからオープンするブランチ大津京

きょうからオープンするブランチ大津京

 大津市二本松の大津びわこ競輪場跡地に29日、複合型商業施設「ブランチ大津京」と「近江神宮外苑公園」がオープンする。28日には報道陣向けの内覧会が開かれ、運営事業者の大和リース(本社大阪市)が施設を紹介した。

 両施設を合わせた全体の敷地面積は約6万4800平方メートルで、そのうち商業施設用地は約4万9700平方メートル、公園用地は約1万5000平方メートル。跡地を有効に活用しようと、同市が大和リースを運営事業者に選んで整備を計画した。競輪場の解体費用も含めた総事業費は約60億円。市が2050年4月末まで土地を貸し付け、年間8400万円、総額約26億6700万円を受け取る予定。公園の管理は市が担う。

「Community Park」内のボルダリング施設

「Community Park」内のボルダリング施設

 商業施設は鉄骨2階建てで、延べ床面積約2万5400平方メートル。施設内に42店舗が入り、うち29店舗が29日から開業する。残りの13店舗は来春以降に開業する予定。営業時間は午前7時~午後11時(各店舗により異なる)。駐車場は756台分のスペースを確保している。

 29日から開業する店舗は、「マックスバリュ」、「ユニクロ」、「ニトリ」、「モンベル」や「スターバックス」などで、多様なチェーン店が並ぶ。また、キャッシュレス決済で書籍を販売する無人書店「SELF BOOKS(セルフブックス)」、ヨガ、サップやボルダリングを体験できる「Community Park(コミュニティ パーク)」、3人制バスケットボールコートと飲食店が併設した「SG-Park(エスジー パーク)」、屋外に設置されている高さ7.9メートルのボルダリング施設など、さまざまなレジャー施設がある。

 29日は午前10時から営業し、音楽イベントや夜間限定のマルシェを催す。30日は同マルシェのほか、BMXのショーやクライミング体験なども企画している。

「SG-Park」内に設置されている3人制バスケットボールのコート=いずれも大津市二本松で

「SG-Park」内に設置されている3人制バスケットボールのコート=いずれも大津市二本松で

(柳昂介)