ジャンル・エリア : イルミネーション | 愛知 2019年12月10日
◆金魚2匹、夜空に泳ぐ 弥富
弥富市の近鉄弥富駅の南口に、市特産の金魚の形をしたイルミネーションが登場した。2匹の金魚が暗闇に浮かび上がるように展示され、通行人の注目を集めている。
ライトアップは来年1月26日までの午後5時から11時。
住民有志らが市を盛り上げる「やとみスイートハートプロジェクト」の一環として、昨年に続いて設置。昨年も展示した高さ約5メートルの金魚に加え、今年は高さ約3メートルの「子どもの金魚」を新たに設けた。周囲には約3000個の青色の発光ダイオード(LED)が光り、水を表現している。
金魚のうろこ部分には、赤色やオレンジ色に着色した空のペットボトルを計500個使用した。同市の弥富中学校と大藤小学校、栄南小学校の子どもたちが色塗りに協力。一つ一つには「仲よく暮らせる弥富市」「住みたい街ランクイン」など、願いを込めたメッセージも添えられている。
6日夕には点灯式があり、安藤正明市長ら約50人が参加。同プロジェクト代表のやとみまたはちさん(53)は「写真に撮りたくなるような出来栄えになった」と話している。
(大野雄一郎)
◆地球の未来、彩る輝き 一宮・138タワーパーク
一宮市光明寺の138タワーパークで、クリスマスイルミネーションが輝き、園内は連日、きらびやかな光のアートを楽しむ来園者でにぎわっている。来年1月5日まで。
今年のテーマは「THE BEAUTIFUL EARTH~未来をつくる、SDGs~」。SDGsは、国連で採択された2030年までの国際目標で、貧困撲滅や地球環境の保護など、持続可能な形で将来の世代の暮らしを改善することを目指す。それがかなった未来の美しい地球の姿を30万個の発光ダイオード(LED)で表現した。
会場を訪れた家族連れやカップルは、大地をイメージしたイルミネーションの迷路を歩いたり、チョウを表現したフォトスポットで写真を撮ったりしていた。友人同士で訪れた同市今伊勢中2年の生徒2人(14)は「去年よりすごい。写真映えする」と笑顔で話した。
(岩井里恵)