ジャンル・エリア : まちおこし | グルメ | 愛知 | 特産 | 野菜 2019年12月13日
三河湾に浮かぶ西尾市の佐久島に、島で栽培したサツマイモを使った新メニューが登場した。「サクのいもメニュー」と題して、島内の民宿やカフェが10種類を提供。来年1月末までは2種類を食べるとクリアファイルがもらえるキャンペーンを展開している。
佐久島では、かつて島の名産品として知られたサツマイモの栽培を2017年から本格的に再開。島おこしにつなげる「サクのいも」プロジェクトとして、これまでに芋焼酎も開発した。
いもメニューは、観光客の誘致にもつなげようと、島内で食べられる新名物を目指して提案。店ごとに、大学芋にバニラアイスやホイップクリームを添えた「サクのいもメルト」や、甘い芋ソースをかけた「ソフトクリーム サクのいもソース」、イモのおいしさが凝縮された「芋どら焼き」、イモの唐揚げなどを考案した。既に島内で食べられるようになっており、市佐久島振興課の担当者は「若い人にはイモのてんぷらが人気」と話す。
島で収穫するサツマイモがなくなり次第、終了する。市の担当者は「島を散策しながら、いろいろな味を楽しんでほしい」と呼び掛ける。(問)市佐久島振興課=0563(72)9607
(宇佐美尚)