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【石川】国造ゆず大使 来年も任せた カピバラ6頭とシロフクロウ

ジャンル・エリア : テーマパーク | 動物 | 特産 | 石川  2019年12月23日

国造ゆずを入れた露天風呂で、カボチャに入った餌を食べるカピバラたち

国造ゆずを入れた露天風呂で、カボチャに入った餌を食べるカピバラたち

いしかわ動物園で任命式

 冬至の22日、能美市特産の国造ゆずの生産者らでつくる「市産国造ゆず特別栽培ネットワーク」は、国造ゆずPR大使にいしかわ動物園(能美市)のカピバラ6頭を再任した。国造ゆずを浮かべた露天風呂「カピバラ湯」に漬かり、市特産品のPRに一役買う。同日に園で任命式があり、シロフクロウの雄「ユズ」(4歳)も再任された。

 ネットワークは2年前にPR大使を創設。園は来年3月下旬まで、カピバラ湯に国造ゆずを浮かべる。シロフクロウのユズは黄色い目にちなんで命名され、カピバラとともに園で人気を集めている。

 任命式では、ネットワーク代表の塚田良三代表(82)が任命証と国造ゆず40キロを松島一富(いちとみ)園長に贈った。園はゾウのふんなどで作った堆肥「育てたい肥」100キロを塚田さんら生産者に寄贈。カピバラはさっそくゆず湯の露天風呂に入り、気持ちよさそうな表情を見せていた。冬至にちなみ、カボチャの器に盛った餌も食べた。

 任命式に続き、金城大短期大学部(白山市)の学生たちが、国造ゆず入りのみそ汁をふるまった。松島園長は「国造ゆずは地元の素晴らしい農産物。今日は冬至なので、ぜひお風呂にユズを入れて疲れを取って」とあいさつ。塚田代表は「特産のユズがあることを、子どもも含めて多くの人に知ってもらえれば」と話していた。 (青山直樹)

シロフクロウの雄「ユズ」=いずれも能美市のいしかわ動物園で

シロフクロウの雄「ユズ」=いずれも能美市のいしかわ動物園で