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【滋賀】カンガルーの赤ちゃん相次ぎ誕生 日野町のブルーメの丘

ジャンル・エリア : テーマパーク | 動物 | 近畿  2019年12月24日

子どもを袋に入れて立つスモモ=日野町のブルーメの丘で

子どもを袋に入れて立つスモモ=日野町のブルーメの丘で

 日野町の滋賀農業公園ブルーメの丘でカンガルー2頭が相次いで出産、おめでた続きに沸いている。10、11月とおなかの袋の中に赤ちゃんがいるのが分かり、飼育員や来園者が成長を見守っている。

 カンガルーは体長2センチほどで産道を出た後に自力で袋の中に入り、母乳を飲んで育つ。袋に入れずに命を落とすケースもあり、同園では袋から初めて顔を出した日を誕生日としている。

 2頭はハイイロカンガルーのラズベリーとスモモ。いずれも2016年生まれで、18年3月に同園に来た。夏ごろからおなかが動くようになり、10月8日と11月4日にそれぞれの赤ちゃんの顔を確認した。

 23日には、暖かい日差しにリラックスした様子で、時折顔を出す赤ちゃんをなめたりさすったりして愛情を注いでいた。

 飼育の担当者は「人々をいやす存在になれるよう、元気に育ってほしい。名前は公募したい」と話した。

 あと半年ほどは袋の中にいる状態で見られそう。餌をあげたり、なでたりしてふれあうこともできる。毎週水、木曜休園。(問)同園=0748(52)2611

 (斎藤航輝)

袋の中から顔を出した子どもをなめるラズベリー=日野町のブルーメの丘で

袋の中から顔を出した子どもをなめるラズベリー=日野町のブルーメの丘で