ジャンル・エリア : イベント | 三重 | 展示 2019年12月27日
恐竜の模型や化石に触れられる催し「恐竜ワンダーワールド」(中日新聞社後援)が26日、四日市市諏訪栄町の近鉄百貨店四日市店で始まった。来年1月6日まで。初日から家族連れが訪れ、記念写真を撮るなどして楽しんでいた。
催しは展示、体験、学習の3本柱で構成。模型の展示では、中生代白亜紀末に北米で生息していたトリケラトプス(全長4メートル)や、小型肉食恐竜のベロキラプトル(同3メートル)を展示。ベロキラプトルは電動で首を横に振り、けたたましい鳴き声で子どもたちを驚かしていた。
体験では15分間の立体的な映像が見られる3Dシアターがある。街に登場するティラノサウルス、ティラノサウルスとスピノサウルスの戦い、空を飛ぶプテラノドンと、迫力ある映像が専用のメガネを着けて鑑賞できる。広さ100平方メートルの恐竜の模型が置かれた迷路もある。
学習では、化石7点を並べた。直径37センチの手で触ることができるアンモナイトや、9800万~6600万年前に生息した大型海生は虫類モササウルスの幅30センチの下あごがある。
販売推進課の森下彩絵さんは「恐竜の催しは珍しい。家族連れで遊んで学べる内容になっている」と話している。入場料は中学生以上600円、4歳~小学6年400円、3歳以下は無料。午前10時~午後8時。元日は休み。(問)近鉄百貨店四日市店=059(353)5151
(高島碧)