ジャンル・エリア : テーマパーク | 動物 | 富山 | 展示 | 生き物 2020年01月06日
県内などに生息するネズミの生態を解説する「干支(えと)特別ガイド」が5日、富山市古沢の市ファミリーパークで始まった。ネズミを集めた展示スペースで、飼育係から直接レクチャーを受けられる。2月29日まで、土日曜と祝日に1日1回開催する。予約不要。
初日は家族連れ11人が参加した。飼育係は、ネズミが木の実を地中や木の洞に埋めて蓄える「貯食」が植物の繁殖に貢献していると解説。ヘビやキツネなどの肉食動物に食べられ、食物連鎖を支えていることも紹介し「ネズミは森を豊かにする存在」と指摘した。
参加者の1人で小矢部市大谷小学校6年の男子児童は「ネズミのイメージが変わった。汚いイメージがあったけど、良い動物だと思った」と感心していた。
ガイドは各日午後1時半から15分。無料だが、高校生以上は入園料500円が必要。6種のネズミを集めた展示スペースは2月29日まで、園内の郷土動物館に常設する。(問)ファミリーパーク076(434)1234
(山本真士)