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【愛知】信長生誕地説、冊子でPR 稲沢市が作成し人気

ジャンル・エリア : まちおこし | | 愛知 | 歴史  2020年01月16日

冊子をPRする市職員=稲沢市役所で

冊子をPRする市職員=稲沢市役所で

 戦国武将・織田信長の出生地とされる稲沢市が、無料の観光ガイド冊子「尾張信長公記 信長と稲沢」を作成し、人気を集めている。市商工観光課の担当者は「市外の人だけでなく、市内でも盛り上がって一緒に取り組みを進めていきたい」と期待している。

 信長の出生地を巡っては那古野城(名古屋市中区)が定説だったが、複数の古文書などから、近年は稲沢市と愛西市境にあった勝幡城生誕説が有力視されている。

 冊子は、武将観光に力を入れようと初めて作成。全面カラーのA5判20ページに信長の歴史を凝縮し、郷土歴史家で1992年に勝幡城生誕説を発表した愛西市教委の学芸員石田泰弘さんが監修した。信長のルーツやゆかりの神社仏閣などを漫画やイラストを交えて分かりやすく紹介し、市の名所や催しも掲載している。

 冊子は昨年12月中旬から配り始め、同月に横浜市であった城郭イベント「お城EXPO」では用意した2000部があっという間になくなった。3万部発行したが、既に5000部ほどがなくなっており「信長をよく知らない人でも読みやすい」などと好評という。

 勝幡城跡周辺は現在、石碑が残るだけで、稲沢市は今後、市内外の団体などと連携しながら市の魅力発信や知名度の向上を図る考え。市商工観光課の担当者は「冊子を通じて地域の愛着や誇りを育み、信長に思いをはせる一助になってほしい」と話した。

 冊子は市役所や市民センター、市観光協会などで配布している。(問)市商工観光課=0587(32)1332

 (牧野良実)

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