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【愛知】「名古屋コーチン」でプリン 小牧の河瀬養鶏

ジャンル・エリア : グルメ | 愛知 | 特産  2020年01月31日

「こまちん卵の濃厚なめらかプリン」を手にする河瀬社長=小牧市大草の河瀬養鶏で

「こまちん卵の濃厚なめらかプリン」を手にする河瀬社長=小牧市大草の河瀬養鶏で

 小牧市大草の河瀬養鶏が、名古屋コーチンの卵を使った「こまちん卵の濃厚なめらかプリン」の販売を本格的に始めた。軟らかな口当たりで、卵のこくを強く感じられると女性客から好評だ。

 河瀬養鶏では、採卵用の名古屋コーチンを600~900羽飼育。特別に配合された飼料で育ったコーチンの卵は黄身の色も味も濃く、臭みが少ないため、ファンが多い。

 プリンの商品化は、コーチン発祥の地である小牧市をPRするとともに、肉のイメージが強いコーチンの卵のおいしさもアピールしようと思ったから。3年半前にもジェラートを開発したが、「夏だけでなく、1年中楽しんでもらえるものを」との思いもあった。

 ジェラートと同じく、岐阜県多治見市の食品加工会社に製造を依頼。卵黄だけを使った濃い黄色が印象的で、卵の深い味わいが後を引く一作に仕上がった。

 1年ほど前から河瀬養鶏の直売所で販売していたが、中高年の女性客を中心に人気を集めたため、昨年11月から販路を広げることにした。ラベルも完成し、現在、JA尾張中央のグリーンセンター桃花台店(小牧市高根2)とファーマーズマーケットぐぅぴぃひろば(春日井市松本町1)で取り扱っている。

 河瀬秀哉社長(40)は「名古屋コーチンの卵のこくとおいしさを知ってもらえたら」と話している。1個90グラムで380円(税込み)。半解凍にしてアイスクリームのように食べることもできる。(問)河瀬養鶏=0568(79)3717

 (大槻宮子)