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【富山】とれた「おいC」氷見いちご 招待客が収穫体験

ジャンル・エリア : グルメ | 富山 | 果物  2020年01月31日

イチゴ狩りを楽しむ親子ら=氷見市柳田で

イチゴ狩りを楽しむ親子ら=氷見市柳田で

 「氷見いちご」の収穫体験が30日、氷見市柳田の農園「ファーム中田」であり、招待客が一足早くイチゴ狩りを楽しんだ。スーパーなどで購入でき、収穫体験は2月15日から。

 品種はビタミンCが多い「おいCベリー」。濃い赤色で身が締まり、糖度が高い。抗酸化活性が高いことも注目される。同農園ではJA氷見市などの支援を受けて2015年度から栽培し、規模を拡大してきた。今季もビニールハウスを1棟増やし、7棟の2000平方メートルで育てている。

 昨秋の気温が高かったため生育が遅れており、シーズンはこれから。ファーム中田代表の中田専秀さん(72)は「実が大きくなりすぎた。これから甘くなる」と話している。暖冬の影響は果実にはないが、例年80万~90万円かかる燃料の灯油代が今季は40万円ほどで済みそうだと喜んでいる。

 JAグリーンひみ(朝日丘)、道の駅「ひみ番屋街」(北大町)などの店頭で販売している。

 収穫体験は昨年より半月遅い2月15日から5月中ごろまで。要予約で一日から市観光ポータルサイト「きときとひみどっとこむ」か電話で市観光協会に申し込む。午前10時~午後3時。30分程度で中学生以上2000円、3歳~小学生1200円。4月以降は同1600円、1000円。(問)市観光協会0766(74)5250

 (小畑一成)