ジャンル・エリア : イベント | 自然 | 花 | 静岡 2020年02月06日
◆松韻亭など3カ所追加
浜名湖周辺を中心とする花のスポットに、今年も花をモチーフにしたスタンプが置かれ、「浜名湖花めぐり集印帳」の販売も9カ所で始まった。スタンプの設置は今月1日の14カ所を皮切りに、6月30日までの期間中に3カ所が追加される。企画した公益財団法人浜松・浜名湖ツーリズムビューロー(浜松市中区)は「花とスタンプ集めを楽しみながら周遊を」とPRしている。
昨年に続く企画で、今年のスタンプには、国土交通省の「ガーデンツーリズム登録制度」に選ばれた「アメイジングガーデン・浜名湖」を構成する施設のうち、松韻(しょういん)亭(中区)、可睡ゆりの園(袋井市)、加茂荘花鳥園(掛川市)の3カ所を新たに加えた。同制度は観光客の周遊を促して地域活性化を図ろうと創設され、昨年5月、アメイジングガーデン・浜名湖を含む国内の6つが第1回登録に決まった。
スタンプはサクラやチューリップ、フジなど25種類で、青や赤、緑など8色。数種類のスタンプが1カ所に用意された所もある。サクラは5カ所で、うち浜松城公園(中区)の駐車場受け付けに置かれたスタンプは、天守閣を花びらで囲んだデザイン。はままつフラワーパーク(西区)は「Sakura」の文字、本興寺(湖西市)には本堂を描き、いずれも花びらを加えている。
集印帳は紫と赤色の2種類(縦16センチ、横10.9センチ)で、デザインも異なる。赤色は270冊、今年初めて用意した紫色は150冊を販売する。いずれも1600円(税込み)。
浜松・浜名湖の魅力を発信する「海の湖HAMANAジェンヌ」の遊佐ちえみさん(26)は「今日はここ、来週はこことか、いろいろな楽しみ方ができます。好きな花の咲くシーズンに合わせて観光していただけたら」と話している。
(問)浜松・浜名湖ツーリズムビューロー=053(458)0011
(原一文)
◆見どころやスタンプの設置場所
【昇竜しだれ梅】
大草山(佐藤農園受け付け=設置は2月中旬~閉園まで、閉園後は舘山寺温泉協会)、奥山高原
【ウメ】
長楽寺
【チューリップ】
はままつフラワーパーク、浜名湖ガーデンパーク
【フルーツアーモンド】
はままつフルーツパークときのすみか
【サクラ】
細江町都田川桜堤(気賀駅=奥浜名湖観光協会)、奥山公園、はままつフラワーパーク、浜松城公園(駐車場)、本興寺
【源平しだれ桃】
カナメ神宮
【トキワマンサク】
トキワマンサク群生地(見頃以外は道の駅・潮見坂)
【ネモフィラ】
浜名湖ガーデンパーク
【フジ】
はままつフラワーパーク
【渋川ツツジ】
渋川つつじ公園(てんてんゴーしぶ川)
【ミヤマツツジ】
正太寺
【サツキ】
龍潭寺
【バラ】
浜名湖ガーデンパーク、はままつフラワーパーク
【アジサイ・ササユリ】
奥山高原
【ユリ】
可睡ゆりの園(設置は5月下旬~6月下旬)
【ハナショウブ】
はままつフラワーパーク、加茂荘花鳥園
【茶室内 日本庭園】
松韻亭(設置は4月2日~6月30日)