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【静岡】湖西の紀伊国屋と小松楼 ひな人形展示会

ジャンル・エリア : 展示 | 文化 | 歴史 | 静岡  2020年02月07日

5人ばやしなどが並ぶおひなさま展=湖西市の紀伊国屋資料館で

5人ばやしなどが並ぶおひなさま展=湖西市の紀伊国屋資料館で

江戸期の五人ばやしも

 昭和初期の御殿飾りなど豪華なひな人形が並ぶ「おひなさま展」が、湖西市新居町の紀伊国屋資料館で開かれている。江戸末期の大名が所有していたとされる五人ばやし人形も公開され、来館者の目を楽しませている。近くの小松楼まちづくり交流館でも御殿飾りのひな人形が展示されている。

 紀伊国屋資料館には、元呉服店や新居宿史跡案内人の会のメンバーらが寄贈した人形が所蔵されており、同展に合わせてメンバーらが飾り付けた。昭和初期から40年ごろに流行した御殿飾りには、神宮の屋根を模した最上段の御殿に男びな、女びな、三人官女が納まっている。

 大名が所有していたとされる五人ばやしの人形は、新居関所史料館が所蔵しているが、同展に合わせて公開。絹の着物で、笛や太鼓も革や漆塗りで作られている。江戸時代に質屋を営んでいた旧家から寄贈されたもので、200年ほど前に作られたらしい。最上段に屏風(びょうぶ)飾りも並び、案内人の会のメンバーは「御殿飾りは数が少なく貴重になっているので、ぜひ見てほしい」と来館を呼び掛けている。

新居まちネットメンバーらが飾り付けた御殿飾り=湖西市の小松楼まちづくり交流館で

新居まちネットメンバーらが飾り付けた御殿飾り=湖西市の小松楼まちづくり交流館で

 小松楼では、所有者の初孫が生まれた1933(昭和8)年に購入した御殿飾りなどが所蔵されており、同館を運営するNPO法人「新居まちネット」のメンバーら6人で飾り付けた。

 御殿は、京都御所を模しているが、屋根にしゃちほこが載っていることから、名古屋で作られたと考えられている。男びな、女びな、三人官女、五人ばやしも納まっている。ひな人形のほかにも、歌舞伎役者と思われる人形なども飾られている。

 展示は両館とも3月8日まで。ともに月曜日休館。1日には両館でイベントがあり、紀伊国屋では甘酒を振る舞う。入場料は大人210円、小中生100円。小松楼(入場無料)では、お茶会を開き、抹茶400円で提供する。

(桜井祐二)

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