ジャンル・エリア : まちおこし | グルメ | 特産 | 近畿 2020年02月20日
長浜市西浅井町で町おこしに取り組んでいる若者団体「ONESLASH(ワンスラッシュ)」が手掛けるバーガー店「COMEDY BURGER(コメディーバーガー)」が22日、同町の道の駅・塩津海道あぢかまの里に開店する。
ワンスラッシュは、30歳前後の幼なじみ6人が2016年に設立。米作りの楽しさを発信しようと同町の耕作放棄地で稲作を営んでおり、収穫した米で握った塩むすびを市内の観光地などで振る舞う「ゲリラ炊飯」などをしている。
今回の出店は道の駅から空き店舗の利用を打診されたのがきっかけ。メンバーには猟師もおり、米やジビエを使った手軽に食べられる料理を考えた。
バンズ代わりの焼き色を付けたご飯に地元産の鹿肉を挟んだ「鹿肉ライスバーガー」や、同市木之本町のつるやパンの特製バンズと鹿肉の手作りパティを使った「鹿肉バーガー」を用意。近江牛を使ったライスバーガーとバーガーもある。あぢかまの里内のパン工房から譲り受けた機械でつくる自家製ジェラートも提供する。
19日はプレオープンがあり、開店を知った地元住民らができたてをほおばった。中田圭佑店長(28)は「店を通じて道の駅全体が盛り上がればうれしい」と意気込んでいる。
午前9時~午後2時。バーガーは600~800円、ジェラートは400円(いずれも税込み)。
(川添智史)