ジャンル・エリア : 展示 | 工芸品 | 甲信越 2020年02月25日
南木曽町の妻籠観光協会が、妻籠宿にある無料休憩所「ふれあい館」にひな人形1000体展示し、観光客を楽しませている。新型コロナウイルス感染拡大を受け、マスクを着けて予防を訴える人形もある。4月3日まで。
協会女性部を中心に毎年続けている企画。木曽郡内の家庭から飾らなくなった人形を寄付してもらうなど、年々人形を増やしている。
9段の棚にずらりと人形を並べたほか、床に敷いた毛せんにはさまざまな場面を想定して人形を置いた。犬の散歩、ぶらんこ遊び、オートバイの運転シーンなどが観光客に人気で、南木曽町に伝わる防寒着「ねこ」を着た人形もある。
妹と一緒に訪れた愛知県一宮市の女性(70)は「きれい。明るい気持ちになる」と、笑顔で話していた。
(近藤隆尚)