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【静岡】400本の河津桜が満開 浜松・西区

ジャンル・エリア : まつり | イベント | グルメ | | 自然 | | 静岡  2020年02月27日

満開を迎えた河津桜と菜の花を楽しむ見物客

満開を迎えた河津桜と菜の花を楽しむ見物客

住民が荒れ地整備 新たな名所に

 浜松市西区大山町の花川沿いに植えられた河津桜が満開になり、県内外から多くの人が訪れている。荒れ果てていた川岸を「人々が行き交う場所にしたい」と住民が手を取り、活動を始めて13年。3月初旬まで開催中の「東大山 河津桜祭り」は、約5万人が訪れる新たな人気スポットになっている。

 雲間から時より太陽がのぞく26日の昼下がり、川岸約1キロにわたり優美な河津桜が満開になった花川沿いに、愛知県から観光バスツアーの団体客が訪れた。一家5人で参加した名古屋市西区の参加者(32)は「浜松にこんなに良い河津桜の名所があるとは思わなかった」と花見を楽しんだ。

 大山町の花川沿いは、17年ほど前まで雑木や竹が密集し、住民は不法投棄に悩まされていた。「マットレスや冷蔵庫が川沿いに転がるような場所だった」と祭りを企画する「和地ふるさと会」の野中正明さん(69)は当時を振り返る。

 東大山地区の住民らが3年ほどかけて雑木や草を取り除き、2007年に整地し、河津桜の苗木400本と、5000平方メートルの畑に菜の花を植え育ててきた。

川岸を盛り上げる住民手作りの飲食コーナー=いずれも浜松市西区大山町の花川沿いで

川岸を盛り上げる住民手作りの飲食コーナー=いずれも浜松市西区大山町の花川沿いで

 当初は住民だけで桜を楽しんでいたが、「浜松の新たな名所に」という機運も高まり、6年前から祭りを開いている。住民が手作りした菓子や地元野菜の販売、軽食コーナーも設けている。今年は暖冬の影響で開花が例年より10日ほど早く北岸が満開を迎えている。

 土日は、菜の花畑で乗馬体験(有料)を開催。周辺に無料駐車場がある。野中さんは「ごみだらけだった花川が、今はたくさんの方が来てくれる場所になり感激している。これからもみんなで頑張っていきたい」と笑顔を見せた。

(久下聡美)

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