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【岐阜】明智の山城跡3カ所で金文字の御城印 光秀にちなみ

ジャンル・エリア : | 岐阜 | 歴史  2020年03月13日

金文字版の御城印を手にする梅村さん=恵那市明智町の日本大正村観光案内所で

金文字版の御城印を手にする梅村さん=恵那市明智町の日本大正村観光案内所で

 恵那市明智町に残る山城跡3カ所への登城記念品として、市観光協会明智支部が発行している御城印に、城名の文字を金色にした金文字版がお目見えした。地元ゆかりの明智光秀の名にちなんだ光り輝く御城印が、縁起物として観光客の人気を集めている。

 御城印は白鷹城(明知城)と土岐明智城(落合砦(とりで)、多羅(たら)砦)、仲深山(なかのみやま)砦の3種類。縦15センチ、横10センチの和紙に、それぞれの城名と全景のイラスト、印などを印刷した。

 白鷹城には代々の城主だった明知遠山氏の「丸に二引両(ふたつひきりょう)」、土岐明智城には光秀の「水色桔梗(ききょう)」、仲深山砦には一帯の領地を織田信長と激しく争った武田信玄、勝頼親子の「武田菱(びし)」の家紋が、それぞれ大きく描かれている。

 考案者で郷土史家の梅村吾三さん(75)は「山城ブーム、光秀ブームが高まる中、光秀ゆかりの地の山城に登った証しとして多くの皆さんに入手してほしい」と話す。金文字版は1枚500円で土、日、祝日のみ、通常版は1枚300円で毎日、同町の日本大正村観光案内所で販売している。(問)同案内所=0573(54)3944

 (長谷部正)