ジャンル・エリア : 甲信越 | 自然 | 花 2020年04月01日
「日本一のあんずの里」と呼ばれる千曲市の森、倉科両地区のアンズ畑でピンクや白のアンズの花が満開を迎え、冠雪した北アルプスや戸隠連峰を望む一帯を春色に染めている。
今シーズンの開花は3月23日。観測を始めた1971年以降で最も早く、昨シーズンの開花日と同じ28日に満開となった。畑には展望台がいたる場所にあり、見ごろは4月上旬までという。
諏訪市から訪れた70代男性は「展望台から見渡す眺めは壮観。間近で見るピンクの花もきれい」とうれしそうだった。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、満開に合わせて4月1日から開催を予定していた祭りは中止になったが、当面は畑の周辺に設けた駐車場を来場者に無料開放する。
(野村和宏)